はてなブログを「投稿型SNS」だと勘違いしていた話
私ははてなブログを「投稿型SNS」として捉えていた。
始めた時にはその意識は無かったが、記事を投稿し始めて数日、自分がpixivのような機能を期待していた事に気が付いたのだ。
例えば私がpixivに「俺が滝本竜彦を超えるLRO小説を書いてやるよ、綾波ぃぃー!」*1
と投稿したとする。
その場合、「エヴァンゲリオン」「綾波レイ」「LRO」といったタグを付けて投稿する。すると、「エヴァンゲリオン」でタグ検索した人が見てくれて、ブックマークや評価が付くなんて事があるかもしれない。
自分がぼんやりと想像していたはてなブログは、そういう世界だ。
対して実際のはてなブログはというと、まず自分でタグをつけて投稿することが出来ない。ブックマークしてくれた誰かがタグをつけたとしても、はてブのタグ検索のデフォルトは「3ブックマーク以上」だ。
つまり、pixivのような投稿型SNSのように使うのは相当ハードルが高い。
だからはてなブログは不便だ!と言っているのではない。
ブクマやスターというシステムがあるとしても、それは飽くまで付随物であってブログはブログ、はてなブログは投稿型SNSではないのだ。
そのあたり、どうも自分は履き違えていたらしい。今思えば物凄く恥ずかしいが、はてなブログを始めれば普通に3、4個はブックマークがつくと思っていたのだ。
なのでブックマーク「0」という表示を見て、少し落ち込んだりしていた。
どうせそんなに読んでる人いないんだから何書いたって大丈夫なんじゃないか、というツイッターが炎上するアホな大学生の如き心情にも陥りかけた。
そしてブログを始めて1週間、
ブクマ・スターは付けば物凄く嬉しいが、「ブログ」としてのメインをそこに捉えるとモチベーションが続かない、という事にようやく気付いた。
pixivなら、しょーもない内容で投稿しても10や20のブックマークがつくこともあるが、はてなとはそういう世界ではない。
コンスタントに質の高い記事を上げ続けられる人だけが、そういった「投稿型SNS世界」に近い使い方ができる。
(当人は単に「ブログ」として記事を上げ続けているだけなのかもしれないが)
という事で、今後は「ブログ」として、アクセスが少し増えたことを嬉しく思ったり、検索エンジンに引っかかるようになったのを喜んだり、
そちらを基本にはてなブログライフを楽しんでいこうと思う。*2
今は「エロゲ」というキーワードで来てくれた人がいるのを見て、ほっこりしている。