読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

誰も知らない

先日、はてなブログに関する新発見があった。
それは「自分のアクセスはアクセス数にカウントされない」という事だ。

深夜2時。帰宅後何気なく見たアクセス解析を見たところ、そこに「0」という数字があって驚いた。
この時間帯だと「1」の事が多く、これは私だなぁと思っていたがそうではないらしい。
何度見ても「0」。清々しい数字だ。今ならバイト先の冷蔵庫に頭を突っ込んだ写真をアップしてもお咎めなしで済むのではないかという気がしてくる。

思うに、誰も見ないブログというのは割合炎上しにくいのではないだろうか。ツイッターのようにリアルタイム検索には引っかからないし、むやみやたらと1000字だの2000字だのと文字数が多いので、炎上ツイートのようなキャッチ―さに欠ける。
「私の人生論」という題名をつけて1万字くらい自分語りした中に、ちょろっと「冷蔵庫入りました」と書いておけば炎上しないんじゃないか?
まぁそうやって調子に乗っていると目ざとい誰かしらがやってくるのがインターネットである。せいぜい自宅の冷蔵庫に顔を突っ込むことにしよう。          

ふと思ったのだが、「誰も見ない」事を目的としたホームページが、何処かにあったりはしないのだろうか。徹底的に逆SEO対策を行い、誰も検索してこないようなワードを用いて文章を構築する。
話題のトピックスには触れないように、間違っても妖怪だとかウォッチだとか書かないように、型抜きのごとく精密に記事を形作っていく。
そして毎日アクセス数が「0」である事を確認し、ひとりほくそ笑むのだ。
そんな事をして一体誰が得をするのか言われそうだが、広大なネットの中、もしかするとそんなサイトがあるのではないだろうか?
もしあなたが存在の価値すら疑うような、一片の興味も持てないサイトに迷いこんだとしたら、そこは彼/彼女の聖域だったのかもしれない。職人の技破れたり。

そう、お察しの通り当ブログはアクセス数0を目指し日々興味を持たれない話題を模索している。そしてようやくその悲願を達成したのだ。これで私も職人の仲間入りだ…願わくばこの記事が誰にも読まれませんように。
というような事はもちろんなくて、こんなどうでもいい妄想記事を書いてしまう位にはアクセス数「0」にへこんでいる。

だが前向きに考えると、「自分のアクセス数はカウントされない」という事実は朗報である。更新した日のアクセス数「15」はほぼ自分のアクセスかと思っていたが、実際に来てくれた人がいたのだ。
役に立つライフハックもない、冷蔵庫に頭を突っ込みもしないブログに来てくれる人がいる。有難いことである。