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「新潮文庫の100冊」は何処へ行くのか

去年から、新潮文庫の100冊がガラッとリニューアルされたのをご存じだろうか。

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これが従来の冊子。黄色の表紙に100%ORANGEデザインのキャラクター、Yonda君が描かれている。

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これが大幅にリニューアルされた去年の冊子。イメージカラーである黄色を止め、白背景に色とりどりの著名人が描かれている。
パッと見で誰なのか分かる人もいれば、分かりそうで分からない人もいる。松井がかっこいい。

 

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そしてこれが今年の冊子。がらりとイメージを変えた去年と比べ、従来のイメージに近いものとなった。イメージカラーの黄色も復活。
バーバパパやロコロコあたりを想起させるような軟体系キャラが、表紙をポップに彩っている。デザインは決して悪くない、むしろこの手の軟体系キャラが好きな自分にとってはかわいく思える。
だが正直な所、以前と同じような路線で行くのならYonda君を引退させた意味は一体…?とも思ってしまった。
去年の夏、冊子からYonda君が消え、寂しかった。あのパンダにはもう会えないのかと。
「中国にお帰りいただきました」という説明がまた切なさをさそう。

「中国にお帰りいただきました」新潮文庫のパンダ「Yonda?くん」解雇説の真相 - エキサイトニュース

それでも、去年の冊子を見てそれも止む無しかと引退を受け止める気持ちになった。  
本が売れない中、同じ事ばかりも繰り返していられないのだろう。
個人的好みはともかく、各著名人が好きな一冊&一行をチョイスする仕様は、間口を広げるアピール方法として間違っていないよう思えた。
新しい事にチャレンジする「新潮文庫の100冊」を応援しようと思った。
そのため、今年の冊子を見たときにはあれ?と拍子抜けしてしまった。
去年のものはいまいち反響が無かったのか?予算がなかったのか?予算に見合うほどの反響はなかったということか?
何かしら理由はあるのだろうが、パンダ好きとしては腑に落ちない。
マスコットキャラクター降板という決断に見合った、チャレンジングな企画を見てみたい。
新潮社の100冊、来年の企画を今から楽しみにしている。
…別に、パンダを中国から呼び戻してくれても全く構わないんですけどね…