考え方・雑記

「ブログ」に対する評価への違和感とその理由

はてなを始めて以来、ブコメを見て「お、おぅ…」という気分になる事がよくある。ブログ(自分のブログではなく、他の人の)へのキツめのコメントが思った以上に多くて、正直ちょっと戸惑うのだ。 喧嘩腰で何かを批判していたり、政治や社会へのラディカルな…

ダメ人間でありたい、という願望

今、猛烈に西村賢太が読みたい。 最近、真面目に社会人として生活している。23時には寝て、6時には起きる。犬の散歩に行き弁当を詰め、電車に乗って30分前には会社に着く。会社から帰宅した後は仕事に関する勉強をして、余裕があれば本を読む。この間転…

チラシの裏をフリーペーパーとして配布しています

押しつけがましく無料を強調してみた。 左下のイラストは人気アニメFree!を意識して描いたものだ。けいおん!!みたいに2期はエクスクラメーションマーク増えてるんじゃね?という勝手な思い込みで描いたら間違ってた。後で調べたところ2期は『Free!-…

エヴァだの滝本竜彦だのに共感して人生詰んだ いつまでも「気持ち悪い」とか言うのやめろよ

現実に帰れない 自分みたいな気持ち悪いクズは死んだ方がいいと、ずっと思っていた。 私の好きな作品は、やたらとラストで「現実に帰れ」と促して来る。というか自分が「現実に帰れ」という作品が好きなのだろう。アニメだとご存じエヴァ旧劇場版(EOE)…

男子小学生はアゲハ蝶の夢を見るか

バイト先に、占いやパワースポットが好きな後輩男子がいる。国立大に通う理系の学生で、おっとりとした優しい雰囲気の20歳だ。以前占い系の話を聞いた時に「〇〇さん、こういうの詳しいですよね」と何気なく言ったところ、「すみません気持ち悪いですよね…

ブログに自分の年齢を書くのはやめて下さい 特に25歳の人はやめて下さい

私は現在25歳、今年で26歳である。そして未だフリーターだ。別に夢を追いかけている訳ではない。ただ単に乗るしかなかったビッグウェーブ、就職活動に乗り損ねたというだけの話だ。そして25歳という人生の中でも大事な時期にはてなブログを書くという…

うちの犬は世界一可愛い

母はうちの犬の事を「上戸彩に似ている」と言った。 私は上戸彩よりうちの犬の方が可愛いと思っている。 柴系の雑種で、くりっとしたツリ目に白い睫毛がアクセントを与えている。ふさふさの尻尾を丸めてその中に埋まり、静かに寝息をたてている姿などはもう…

音楽を聴くには素養がいる

はてなブログでおすすめの曲を挙げるのが流行っているらしい。よし、それなら私もおすすめソング15選でホッテントリ入りだ!という訳にはいかず、おすすめの音楽というとロクに思いつかない。前から思っていたのだが、音楽を聴くには素養が必要だと思う。…

ブログを継続するのに必要な事

ブログを続けるのは難しい。ここでいう「続ける」のイメージは3,4日に一回は更新するくらいのイメージである。ぼんやりと自分の興味のある範囲で観測したところ、アクティブなブログは大体それぐらいの頻度で更新している所が多い気がした。それか毎日更…

GReeeeNとはてなの間 ―加齢により感性が変化する事の恐怖 

穂村弘『本当はちがうんだ日記』所収のエッセイ「この世の大穴」にこんな話が載っていた。 三十代になってから、グリーンアスパラや韮や白菜が好きになり、四十代になってから葱が美味しく感じられるようになった。「名物」なんて概念は持っていなかったのに…

自分にとってファッションとは「石ころぼうし」である

Q31―ドラえもんに何かひとつもらえるとしたら、何がいいですか? A―(即答)"石ころ帽子"ですね。だって、誰にも気にされないでしょ。 p119 『かってに研究しやがれBOOK』少年サンデーかってに研究委員会 2004 小学館 久米田康治インタビューより 自分…

百年の孤独より赤朽葉家の伝説の方が面白い? オマージュと本家、どちらを先に読むか

丁寧に選んだ故にエッジにいるのではなく、拘って選んでないが故にマイナーなものも知っているに過ぎない - 太陽がまぶしかったから この記事が面白かったので、それについて思ったことを。 上の記事ではヘーゲルのアウフヘーベンという概念を引いたうえで、…

はてなブログを「投稿型SNS」だと勘違いしていた話

私ははてなブログを「投稿型SNS」として捉えていた。始めた時にはその意識は無かったが、記事を投稿し始めて数日、自分がpixivのような機能を期待していた事に気が付いたのだ。 例えば私がpixivに「俺が滝本竜彦を超えるLRO小説を書いてやるよ、綾波ぃ…

飲み会とはドラッグパーティーである―飲めない人にも勧めてくるその理由

お酒が苦手、もしくは飲めない人間なら、一度は飲み会の場で思ったことがあるかと思う。「なぜ、この人達は酒を飲ませようとするのか」と。 お酒を飲まないでいる事で、露骨に残念がられる・執拗に酒を勧められる、等の経験をすることは割と良くある事ではな…

「ラーメンズファン問題」的自意識を描いたサリンジャーの名文 「フラニーとゾーイー」より

ラーメンズファン問題 - 指揮者だって人間だ あるある、とは思いつつも、ネットで広く情報収集できるようになった今となっては、 この手の優越感ゲーム的な物って昔ほど存在していないんじゃないかとも思ったりする。ググればいくらでもとっかかりが見つかる…